採用プロセスの全体像を理解し、効果的に進めることは採用担当者にとって基本です。日々の仕事に追われ、「どこから手をつければ良いのか分からない」「良い候補者を見つけるための効果的な手順が知りたい」といったお悩みを抱えていませんでしょうか。こちらの記事では採用活動の全体像を整理し、内定承諾に繋げるためのプロセスをご紹介します。正しいプロセスを理解することで、採用の失敗を防ぎ、優秀な人材を迎え入れることに繋がります。
採用プロセスの全体像
ざっくりなんですが、採用プロセスは以下のような形となります。現場に対する対応と候補者に対する対応が混じっておりますが、どの会社もおおよそのプロセスは変わらないのではないかと思います。この中のディティールはもちろん違っていて、業種や会社によってカスタマイズしていくものとなります。

①採用計画
何で採用したいのか、どんな人材を採用したいのか、その人材の採用可能性はどれぐらいかのものかを把握していくプロセスとなります。
②選考設計
求める人材を採用するためどんな手段で募集し、どんなプロセスで選考を行うかを検討し、実際に募集をかけていきます。
③選考対応
選考に入った候補者や、エージェント向けに対応していくプロセスとなります。候補者を見極めると共に、動機付けを行って行きます。
④内定フォロー
候補者に意思決定していただき、無事入社まで対応していくプロセスとなります。意思決定だけでなく、入社まできっちり道筋をつけいく必要があります。
婚活プロセスの全体像
婚活のプロセスだと以下のイメージでしょうか。王道的にお付き合いまでを進めるプロセスとなっております。採用よりこちらのお話をする方が得意かもしれません。(笑)ただ、あくまでも主眼は採用においていきたいので、ここでは皆さんの関心がある婚活に例えて、採用プロセスのイメージを掴んでいただきたいなと思います。

①婚活計画
何で結婚したいのか、どんな人と結婚したいのか、そのお相手を射止めることができる可能性はどれぐらいかのものかを把握していくプロセスとなります。
②婚活設計
理想のお相手と結婚するためにどんな手段で出会い、どんなデートで口説いていくかを検討し、実際に出会いを探していきます。
③婚活対応
平たく言えば口説いていくためのプロセスとなります。お相手を見極めると共に、好感度を上げて行きます。
④婚活フォロー
お相手に告白し、お付き合いを開始します。そして結婚までたどり着けるよう、頑張っていくプロセスであります。
まとめ:婚活プロセスを思い出し、採用プロセスを掴みましょう
上記をご覧いただけると、採用プロセスは婚活プロセスと同じであることが掴めると思います。日々業務をやっていると個々のタスクにフォーカスしてしまって全体像を見失ってしまうことがありますよね。また、採用担当者になったばかりの方はこれからどんな風に採用プロセスを進めていくか迷う部分があると思います。
そんな時は婚活プロセスを思い出してください。理想のお相手を口説くために、みなさん試行錯誤してきましたよね。そのプロセスを採用の仕事にそのまま当てはめれば良いんです。内定承諾を得るためのプロセスと、お相手を口説くためのプロセスは同じです。
今後も各プロセスごとにこんな感じで採用に関する情報提供を行なって行きます。
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